福島県小野町の老人ホームで、入所している女性に暴行を加え殺害した疑いで、介護福祉士・冨澤伸一容疑者(41)が逮捕されました。
この記事では、報道の映像を元に、冨澤伸一容疑者の自宅を特定するとともに、勤務場所の老人ホーム「つつじの里」との位置関係、冨澤伸一容疑者の経歴・家族について調査していきたいと思います。
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冨澤伸一の自宅「閑静な田舎の二世帯住宅」福島県小野町和名田
NHKの報道によると、当該容疑者の自宅は、福島県田村郡小野町和名田にあることが報じられました。
ことし10月、福島県小野町の介護施設で、当時94歳の入所者に暴行を加えて殺害したとして、警察は、この施設に勤務する41歳の介護福祉士を殺人の疑いで逮捕しました。
調べに対し、暴行したことを認める一方、「殺意はなかった」と供述し容疑を否認しているということです。逮捕されたのは、小野町和名田の介護福祉士冨澤伸一容疑者(41)です。
出典:NHK
「福島県田村郡小野町和名田」という地名と、福島テレビの映像を元にして、グーグルマップで冨澤伸一容疑者の自宅を探りました。
(出典:福テレ)
ダイハツやSUZUKIの看板を目印にたどっていくと、同じ光景の場所にたどり着きました。
国道349号の道なりにたたずむ冨沢伸一容疑者の自宅は、周囲が自然に囲まれた場所にありました。
福島テレビの映像はこちらになります。
(出典:福テレ)
グーグルマップ上で、2021年8月に撮影された冨沢伸一容疑者の自宅の風景がこちらになります。
住所は、「〒963-3315 福島県田村郡小野町和名田下落合19−1」になるようです。
地図で位置を確認すると、郡山市から南東に位置する場所でした。
冨沢伸一容疑者の自宅を正面から見てみると、3つ建物があり、右側に位置する立派な邸宅が、当該容疑者の住まいであるようです。
41歳の冨澤伸一容疑者が一人で住むには大きすぎるように見えます。家族がいるか、両親と同居しながら生活していたことが想像できます。
こちらの閑静な邸宅から、勤務地としていた老人ホームはどのような位置関係にあったのでしょうか。
冨澤伸一の職場「新設の特養施設」つつじの里
冨澤伸一容疑者が働いていた老人ホームは、 “つつじの里” であることが報じられています。
(出典:TBS NEWS DIG)
“つつじの里” の場所を地図上で確認していきます。
「社会福祉法人かがやき福祉会 特別養護老人ホーム つつじの里」は、冨澤伸一容疑者の自宅から、車で8分ほどの近接した場所にありました。
冨澤伸一容疑者にとって、通勤するのには好立地な場所にある職場でした。
この “つつじの里” に、当該容疑者は2019年10月から勤務し始めたと報じられています。
冨澤容疑者は、この介護施設に2019年10月から勤務し、亡くなった植田さんは21年から入居していました。
植田さんが亡くなった日の夜、冨澤容疑者は夜勤で、8日夜から9日朝まで別の職員と2人で勤務していたといいます。
出典:TBS NEWS DIG
“つつじの里” の開設日時を調べてみると、2019年9月1日とあり、新設されてすぐ冨澤伸一容疑者が採用されていることがわかりました。
(出典:つつじの里 HP)
施設情報
開設年月日 令和1年9月1日
殺害された植田タミ子さん(当時94)は、その後2021年に入所したということですから、冨澤伸一容疑者の方が約2年先に、 “つつじの里” に関わっていた人物であったこともわかります。
福島テレビの取材によると、元同僚の証言では、入所者の中には、冨澤伸一容疑者が来ると怯えたり、落ち着かなくなる方がいたと言います。
冨澤容疑者の元同僚:「職員にはすごく優しくて頼れる存在でした。あざとかが何件か続いたときに夜間帯かなみたいな」
Q:それは富沢容疑者が担当していた?
元同僚:「次の日とかに何回かあったので、でも証拠がなかったので疑惑で終わっていた。(入所者の)なかには、彼(富澤容疑者)がくるとおびえるというか、落ち着かない方はいた。(施設側が)疑惑の時点でちゃんと解決していれば、今回の事件起きなかったのではないかと思う」出典:福テレ
“つつじの里” 新設当時からいることを、大きく思っていたのでしょうか。冨澤伸一容疑者の施設内での行動に、横柄で乱暴な部分があったことを想像させる証言です。
冨澤伸一の経歴「日本大学東北高校出身」福島県内で進学
「冨澤伸一」でfacebookアカウントを検索すると、福島県田村郡出身と明記している冨澤伸一を名乗る人物のものを発見しました。
その中には、「老人ホーム 介護士」とあることから、当該容疑者のフェイスブックアカウントであると推察しました。
冨澤伸一容疑者は、福島県田村郡出身であることから、先述した邸宅が実家であることが推測できます。
学歴を探ってみると、高校は日本大学東北高等学校、大学の欄にはアイシーケア専門学校(介護)と明記していました。

福島県 郡山市


日本大学東北高等学校は、郡山市に位置する私立高校で、冨澤伸一容疑者の自宅からは、車で42分ほど離れたところにある高校でした。
日本大学東北高等学校のホームページをのぞくと、専門学校に進学できる1コースと、特進の2コースがあることがわかり、冨澤伸一容疑者は1コースにに在籍して、卒業後、介護の専門学校に進学したようでした。
(出典:日本大学東北高等学校 HP)
主に目指す進路
日本大学・私立大学・専門学校
高校卒業後、介護の道を目指した冨澤伸一容疑者が進学した “アイシーケア専門学校” を調べてみると、2006年ごろに廃校になったようでした。
郡山市の学校法人「アイシーエス学院」が経営する「アイシーケア専門学校」が、国の定めた専任教員数や授業時間を満たしていなかった問題で、同校が来年度、3学科のうち2学科で学生の募集を停止することが15日分かった。同校が8日、厚生労働省東北厚生局(仙台市)に募集停止を伝えた。同校は厚労省指定の国家資格養成校。
出典:毎日新聞 2005/7/16
冨澤伸一容疑者が高校を卒業したのが1999年(23年前)で、専門学校へは1999年~2001年ごろに通っていたと考えられるので、その数年後アイシーケア専門学校は廃校になってしまったことがわかります。
冨澤伸一容疑者の介護士としてのキャリアは、20年近くになるのでしょうか。
2019年10月から勤務し始めた “つつじの里” で一体何があって、このような変貌を遂げてしまったのか、謎が深まるばかりです。
冨澤伸一の家族「嵐のイベントが思い出」そっくりな1男1女
冨澤伸一容疑者の顔画像については、いくつか報道で取り上げられていました。
こちらは、逮捕直前の冨澤伸一容疑者です。
(出典:福テレ)
こちらは、勤務中に笑顔を見せる冨澤伸一容疑者の姿です。
(出典:福テレ)
若かりし頃のものと思われるfacebookの画像も用いられていました。
(出典:新潟テレビ)
こちらは、つつじの里の2020年の広報誌に載っていた冨澤伸一容疑者です。
(出典:つつじの里 HP)
入居者の方々を囲んで談笑しているように見えます。
冨澤伸一容疑者のフェイスブックを調査すると、二人の子どもがいることがわかりました。フェイスブックの中に唯一残されている画像に、二人のよく似た姉弟の姿がありました。
2014年の嵐のイベント会場で撮影した1枚のようです。
この思い出の時から8年経つわけですから、この二人ももっと大きくなっていることが想像できます。
現在も学生と思われる二人の子の父親である冨澤伸一容疑者は、人の命を大事にしなければならない職場で、命をないがしろにする罪を犯してしまいました。そんな父親の姿は、子どもたちにはどのように映るのでしょうか。
また、二世帯で暮らしていたと思われる冨澤容疑者の自宅には、介護施設の入居者と同年齢ほどの両親がいたのではないでしょうか。妻や両親の心にも大きなショックとなることが想像されます。
安心して過ごしてほしいと願って入所させた場所で起きた悲しい出来事。
冨澤伸一容疑者のしたことは、一人の命を奪っただけでなく、介護士という職業のイメージを大いに傷つける名誉の問題にもなりました。
被害家族はもちろん、多くの介護士たちにどのように罪を償っていくのか、今後の処罰の動向に注目が集まります。
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