椎名林檎のグッズデザイナー「トモダチ説とアートディレクター説」十字マーク誤認炎上

  • 2022年10月9日
  • 2022年11月14日
  • 芸能
shiina ringo

 

11月末に発売される、椎名林檎さんのオフィシャルリミックスアルバム『百薬の長』の関連グッズが、「赤十字マーク」「ヘルプマーク」に酷似しているということで、ヤフコメやTwitter上が炎上しています。

 

この記事では、椎名林檎さんが2000年にすでに「赤十字マーク」の使用実績があったことを紹介し、椎名林檎ニューアルバム『百薬の長』の関連グッズのデザイナーは誰なのかを探っていきたいと思います。

 

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椎名林檎グッズのデザイナーは誰?「独学の素人レベル」林檎のお友達説

ツイッター上に、椎名林檎さんのオタクであるという人物が、今回のグッズのデザイナーは「林檎の友達」であるという情報を発信していました。

私林檎オタクですが、数年前に5chで”椎名林檎のグッズは林檎の友達がデザインしてる”といった書き込みを見たので、独学の素人レベルの人なのかもしれません。他グッズのデザインのクオリティ的にも素人だなぁと思うことがありました。ちなみに赤十字のほうは20年以上前にも使ってますね。
林檎オタクのリサーチでは、「椎名林檎のグッズは林檎の友達がデザインしている」という調査結果済みでした。
そして、20年以上前に、すでに「赤十字」をグッズで使用していることは周知済みであるとのことでした。

 

この林檎オタクが押さえている、現物はこちらです。
20年以上前のグッズということもあって、なつかしのVHSのビデオテープとなっています。
確かに、デザインのところに「赤十字」のようなマークが描かれているように見えます。

椎名林檎グッズ「もろ赤十字」下剋上エクスタシー

先述のグッズを調べてみると、『下剋上エクスタシー』という、2000年4月17日より全国14都市で開催された、ライブイベントのグッズに採用されたデザインであったことがわかりました。
ビデオテープのジャケットの他、ピンバッチ、Tシャツのタグ、Zippoライターに、同様の「赤十字」マークがデザインされていました。

 

● ピンバッチ

 

● Tシャツのタグ

 

 

● Zippoライター
2000年当時は、椎名林檎さんは21歳。
デビューした2年後でした。

 

当時の椎名林檎さんのインタビュー記事に、気になる発言がありました。
(出典:ローソンチケット 2000年3月号)
「前が先に攻めたから、次は下剋上にしようって言ってて。でも、下剋上っていうのは、私、客に攻められんのか?コェーとか笑ってたんです。”火とか持ってきたらどうする?” なんてね(笑)。でも、去年の秋に『学舎エクスタシー』っていうのをやって、実はそこで攻められてるんですよ。シングルとかヒット曲とかややらなかったんで、非難ごうごうで(笑)。そうか、これが下剋上なんだって、だから、次はまた私が攻めていいんだなって。というわけで、今年のツアーはまた、ガンガン攻めさせてもらいます。覚悟しててください(笑)」
椎名林檎さんは、1999年4月に『先攻エクスタシー』というライブを開催し、1999年11月に『学舎エクスタシー』という学園祭ライブを実施しています。
『学舎エクスタシー』で、「攻められて、非難ごうごうだった」と語った後、「だから、次はまた私が攻めていいんだなって」と述べていました。
その攻めた結果、『下剋上エクスタシー』では、「赤十字」に酷似したマークをデザインにしたとも取れる経緯がありました。
当時は、「炎上」などという現象もありませんでした。

 

こうした、過去の成功事例をもとに、  “林檎の友達” と攻めた結果、「赤十字」に「ヘルプマーク」も加えてしまえ、と今回のデザインを採用したことはあり得ます。

 

 

椎名林檎グッズのデザイナーは木村豊の説「ユニクロでコラボ」過去ツアーグッズ担当

一方、ツイッター上では、デザイナーの木村豊氏なのではないかと推測する人もいました。

椎名林檎のあの特典はデザインやっぱり木村豊なんだろうか。

木村豊先生、突然のメッセージで申し訳ございません。現在、椎名林檎さんのリミックスアルバム『百薬の長』UNIVERSAL MUSIC STORE 盤に付属する特典グッズのデザインが「ヘルプマーク」や「赤十字」を模したものとして物議を醸しています。当該のデザインと木村先生は関係ありますか?

 

 

木村豊氏は、日本のアート・ディレクター / デザイナーで、椎名林檎さんのツアーグッズ等のデザインを手がけた実績が明示されています。
(出典:PR TIMES より)

木村 豊 Yutaka Kimura アートディレクター

1995年にCentral67を設立。以降、SPITZ、SUPERCAR、Superfly、椎名林檎、東京事変、木村カエラ、赤い公園、等CDジャケットを中心にミュージックビデオの監督や本の装幀、ツアーグッズ、等のデザインを手がける。2002年に作品集、「脳内TRANSPOSE Central67 Works」を発表。
2007年ファッションブランド「Kitsunetsuki」を始める。

以下で、木村豊氏と椎名林檎さんがタッグを組んだ作品について調査していきたいと思います。

 

椎名林檎のデザイン発注「インスピレーションを要求」創造チーム

2008年に、ユニクロのオリジナルTシャツのデザインで、コラボしたというトピックスが残っていました。
(出典:BARKS より)

デビュー10周年を迎え、記念作品リリース第3弾となる初回完全生産限定CD-BOX、DVD-BOX『MoRA』を11月25日にリリースする椎名林檎。11月28、29、30日には、さいたまスーパーアリーナにて10周年記念ライヴ<○生林檎博’08~10周年記念祭~>を開催する。

現在10周年記念特設サイトでは、10周年記念展開の佳境を迎え、現在の心境、記念BOXセットのリリースについて語った椎名林檎の最新インタビューを掲載している。

また、椎名林檎とグラフィック・デザイナー木村豊による創造チーム「白と黒」とUT(ユニクロTシャツ)によるコラボTシャツが完成。11月17日より発売される。

全6柄あるTシャツは、椎名林檎の「白と黒の動物をモチーフに」というアイデアを受けて木村豊がデザイン。モノトーンを基調とした、シックでありながらサイケデリックなコラボTシャツは、UTサイトで見ることができる。お手頃価格となっているので、気に入ったデザインがあったら、購入してみては?

2008年に、Tシャツのデザインで、椎名林檎さんのイメージをデザイン化したのが木村豊氏でした。

 

実際のコラボTシャツはこちらです。
林檎マークも刻まれています。

 

 

また、2018年5月23日発売の、椎名林檎さんのアルバム『アダムとイヴの林檎』という作品にも携わっていました。
椎名林檎トリビュートアルバム 『アダムとイヴの林檎』 ジャケ描きました 2018年5月23日発売 デザインは木村豊さん!
このように、二人の振興はかなり深いものであることが窺えます。

 

今回のグッズにおいては、「医療と新型ウイルスをモチーフに」と、椎名林檎さんがリクエストし、それを木村豊氏がデザイン化した可能性もあり得ます。

 

11月末の『百薬の長』リリース情報発表後、椎名林檎さん本人やスタッフからのコメントはありません。
一体どのような意図があってこのようなデザインになったのか。
また、このデザインを担当したデザイナーが誰だったのかが、しばらく注目されることは間違いありません。

 

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