9月23日昼頃から行方がわからなくなっていた、千葉県松戸市の小学1年生、南朝芽ちゃん(7)の遺体と思われるものが、10月4日昼頃、千葉県市川市の旧江戸川水門付近で発見されました。
南朝芽ちゃんの行方においては、様々な占い師が安否について論じておりましたが、「タロット・ティアラ」という占い師のタロット占いは、さやちゃんの家庭環境の背景までをも透視した、さやちゃんの行動の動機の的を得た、腑に落ちる霊視でした。
この記事では、小倉美咲ちゃんや高嶋怜音ちゃんのケースも占った、「タロット・ティアラ」の霊視について、南朝芽ちゃんの行方不明から、遺体発見までの過程をまとめてお伝えしていきたいと思います。
南朝芽ちゃんを霊視「結末に至るまで一貫したカード」タロット・ティアラ
10月4日、南朝芽ちゃんの遺体かもしれない女児の水死体が発見され、「タロット・ティアラ」は第3回目となるタロット霊視を、10月5日 自身のYouTubeで公開しました。
「タロット・ティアラ」は、今回の霊視を行うために、10月3日に自らの足で「こぶし公園」を訪れ、最寄り駅のママさんボランティアのビラ配りで、さやちゃんの捜索チラシを手に入れて、南朝芽ちゃんの残留思念(その場所で感じる対象者の思い)を高めてきたとされていました。
その後、事態が急展開し、旧江戸川でさやちゃんの着衣によく似たものを身につけた水死体が発見されました。その出来事も踏まえた3回目のタロット霊視となりました。
今回の「タロット・ティアラ」の霊視は、まずさやちゃんに、お話しを聞いてもいいかの確認から始まります。
その後、
- さやちゃんの過去
- さやちゃんの現在の位置にあるもの
- さやちゃんの顕在意識(表面的な意識)
- さやちゃんの潜在意識
- さやちゃんの障害もしくは援助
- さやちゃんの未来
の順で占われました。
● さやちゃんがお話ししてくれるかの確認
さやちゃんは話してもいいよと言ってくれている。自分が話すことで、みんなが安心してくれると考えている。
① さやちゃんの過去
突然の衝撃(雷)、塔(破滅の象徴)。
7歳のさやちゃんには、先を予測して行動することができなかったことが思い浮かびます。
幼い子どもの好奇心が抑えきれないことは、至極一般的にあるものです。その行動を見ていてくれる存在がいなかったということだけが残念でなりません。
② さやちゃんの現在の位置にあるもの
裸の子どもは、「自分の存在(ありのまま)を明らかにする(発表する)」という意味。心から喜んでいる。
さやちゃんの魂が、「喜んでいる」と述べられています。胸が締め付けられるような思いがこみあげます。
③ さやちゃんの顕在意識(表面的な意識)
つい、好奇心で、ひとりでいろいろ走り回っちゃった。後ろのテントが「楽しみ」の象徴。さやちゃんが行ったことのある商業施設などの、ずっと行って見たかった場所にひとりで自由に行きたかった。それが暴走してしまった。お母さんの監視の目から逃れて、楽しいことを一気にしてしまいたくなった。その「楽しみ」のために、①の占いのようなことになってしまった。楽しみを優先させてしまった。
さやちゃんは、小学校に入ったばかりの女の子でした。心の中の「いい子」「悪い子」が入り混じっていた時期だったのでしょう。
テレビでコメントするお母さんは、子を思うよき母、のような印象で伝えられていましたが、家庭では、心配なあまり、束縛のキツイお母さんだったことが占いで透視されています。
そのようなさやちゃんの中での「窮屈」を、めったに言われない「先に行ってて」という母には何気なかった言葉かけが、さやちゃんの「自由」を助長してしまったという悲劇となってしまいました。
④ さやちゃんの潜在意識
金色のローブを纏っているのが司祭、横たわっているのが王様。司祭でも、権力を持った王様でも、子どもでも、(命を)狩り取られるとき(タイミング)は平等に訪れるということを表す。さやちゃんが、自分の運命を素直に受け入れた状況であることを表す。
奥の川は三途の川(=江戸川)。でも、②の占いのとおり、お母さんの元に帰れてよかったと喜んでいる。
偶然かもしれませんが、イラストの人数は4人(子ども=さやちゃん、司祭=お母さん、王=お父さん、少女=お姉さん)。一家のことを指していたのでしょうか。
⑤ さやちゃんの障害もしくは援助
さやちゃんは、「自由」がすごく好きだった子。いろんなところで「あれもしたいこれもしたい」と思う子だった。キックボードも同様。自由な魂を持っている子だったが、家族がすごく心配して、「あれしちゃダメこれしちゃダメ」が多すぎた。
一瞬お母さんの目が外れたことが反動で、自由を感じて暴走してしまった。
さやちゃんが、とても活発な女の子だったことがわかります。だからこそ、家庭では、親御さんの心配を生じさせるような行動が多くなり、「束縛」につながる管理体制のようなものが構築されてしまいました。
⑥ さやちゃんの未来
第3者の影がない。
ご家族は「事件」性を信じているが、さやちゃん自身が自由を得てしまった結果。好奇心で、普段は絶対に行っちゃいけないと言われていた場所だったからこそ、行ってみたくなってしまった。そこに、一人で進んでいってしまった。
以前の霊視の時も、「第3者」の影はありませんでしたが、今回の占いも「第3者」を示すカードは出てきませんでした。
よって、「タロット・ティアラ」の霊視では、不慮の「事故」によって、さやちゃんは自ら江戸川の流れに身を投じてしまったという判定になります。
【第3回目 霊視タロット】
さやちゃんを占う霊視「テレビで報じられない過保護過干渉」松戸市女児行方不明
南さやちゃんの安否を占う第2回目の霊視「発見者は男性で水による死」

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第2回目は、「サイコメトリー」という、写真に強い念をかけて、タロットカードから読み取る、捜索活動でよく用いられる占術方法でした。
「タロット・ティアラ」 の霊視は、
- さやちゃんの過去
- さやちゃんの現在の状況
- さやちゃんの顕在意識(表面的な意識)
- さやちゃんの深層意識
- さやちゃんの障害
- さやちゃんの状況
- さやちゃんを取り巻く周囲の状況
- さやちゃんの不安と願望
- さやちゃんの未来
- 最終結果
の順で行われました。
① さやちゃんの過去
一度リセットする、一度終わらせる。
川(江戸川?)がある、これは三途の川。その先は黄泉(よみ)の国、あちらの世界を表している。
② さやちゃんの当日
権威者(警察、捜索隊、刑事)の人たちが一生懸命探している。見つけてくれるのは男性。
③ さやちゃんの顕在意識(表面的な意識)
元は均衡を保つという意味の逆、均衡が破られる、緊張状態が破られる。
ここにもやっぱり川が見えている。この緑はおそらく江戸川の靴が置かれた場所。
目がふさがっている、目測を誤る。
④ さやちゃんの潜在意識
孤独、ひとりぼっち(小倉美咲ちゃんのときもこのカードが出た)。
冷たい場所にいる。誰かと一緒にいるという感じではない。
⑤ さやちゃんの障害、あるいは援助
ここにも川が出ている。新しい方向に意識が向かっている。川の方に進んで行ってる。陸が手前、先に行こうとしている。
自ら向こうに行こうとしている人物。自ら進んでいる人物、川の方に行っている人物。
気持ちを抑えられなかったのではないか。自由になった、1人で、楽しい。
普段は「あっち行っちゃダメ。こっち行っちゃダメ」という抑えられていたものが、突然5分間(「先行ってて」)、1人の時間が楽しくなっちゃった。
⑥ さやちゃんの状況
1人で遊んでいるのが楽しくなっちゃった。誰にも何も言われないで好きなことができる。興奮した感じが見える。
自分の世界、自分の状況、私だって1人で好きな場所に行けるんだ。タガが外れちゃった感じ(高嶋怜音くんの時も出たカード)。
自由を得た。それが後先考えない行動になってしまった。
⑦ さやちゃんを取り巻く周囲の状況
正位置であれば、「優しい」「育て上手」「肝っ玉」。逆位置は、「厳しすぎる」「過保護」「過干渉」を表す。
普段からお母さんは厳しかった。そうしたことが、さやちゃんは窮屈に感じていた。
「女性」のカードは、前回の占いの時にも類似したものが出ていました。「母親」、またお姉さんも「母」という印象がさやちゃんの心情に暗示されていただけに、家庭内での抑え込まれていた “幼心” があったことを感じさせます。
⑧ さやちゃんの不安と願望
学校の先生とあまりうまくいってなかったのかもしれない。学校があんまり好きじゃなかったかも知れない。
遊ぶのは大好き。だけど、学校の先生とはうまくコミュニケーションがとれてなかった。
⑨ さやちゃんの未来
⑤のカードと似ていて、 “赤い服” “背中を向けている” が共通している。背中を向けている人物が表すのは、「自分の未来を見ている」ということ。過去に意識は向いていない。
自分でコントロールできると思っていた。実際独りになったら、戻れなくなっちゃった。
あまりにも、判断できない状況、コントロールできない状況に入ってしまった。
⑩ 最終結果
⑥の占いが表す、コントロール不能からつながる。1人の時間が楽しすぎて、危ないところまで行ってしまった。
普段禁止されていることをなんでもしたくなっちゃった。一歩でも進めば崖から落っこちちゃう場面なのに、突進して行ってしまった。
⑨の占いでぼんやりしていた「判断できない状況」が、「崖の先」という言葉で鮮明になりつつあります。
【第2回目 霊視タロット】
第2回目の霊視では、「事故」による入水の可能性が高まった結果となりました。
そして、「第3者」の関与がカードの中では現れなかったとされています。
さやちゃんは、お母さんの「束縛」から一瞬自由になって、いろんな所へ行きたかったという、行動の動機もより鮮明になりました。
さやさんの居場所を占う第1回目の霊視「母や姉からの抑制から逃避したかった」
9月28日にYouTubeで配信された第1回目の霊視では、第2回目と同様の行程によるタロット霊視が行われていました。
【第1回目 タロット・ティアラ霊視関連記事】
① さやちゃんの過去
さやちゃんは、相当「あれしちゃだめ、これしちゃだめ、ひとりで〇〇しちゃダメよ」という感じで自由がなかった。
おそらく活発すぎちゃうから、「さやちゃん、道路渡るときはちゃんと車に注意してね」とか、いろいろ制約があったのではないか。
「ひとりで先に行ってて」と言われたことで、束縛からの開放がうれしかった。自分の好きなスピードで走れると興奮していた。
この点において、さやちゃんが「発達障害」を持っていることは、ネット上で取りざたされていました。
さやちゃんのお姉さん(ひな)も、インスタで公表している事柄でした。
(出典:さやちゃんのお姉さんのインスタ より)
療育と話をし、すでにネットにも情報が上がり始めているので発信してくれて構わないと言われたので発信します。
多動もかなりあるそうです。
さやちゃん自身「療育」に通い、「多動」があることから、さやちゃんの母親は、さやちゃんの行動に過敏であった可能性がありました。
心配するあまりに口うるさくなっていたという関係性があり、さやちゃんにとって母親の心配が「束縛」だったのかもしれません。
※ 第3回目の占いでもこのカードが現れました。さやちゃんが「束縛」を感じていたことが決定的となりました。
② さやちゃんの当日
大きい川を見ている。向こう岸のある海ないし川を見ている。土手に行った。突然川を見たくなったのか、突然気になることがあって川に向かった。
今回の重要地点となる、「江戸川」「江戸川の土手」を暗示させる内容でした。
「多動」ということで、ふとしたきっかけで、江戸川の方に気が向いた可能性は考えられました。
③ さやちゃんの顕在意識(表面的な意識)
お姉さんが言うには「その日は普段と一緒だった。怒られたわけではない」と言っていたが、さやちゃんは敏感な子なので、なんらかの不穏な空気を感じていたのではないか。
お父さんとお母さんが夫婦ケンカをしていたとか、おかあさんが厳しくあれしちゃダメ、これしちゃダメとさやちゃんを束縛していたとか、何らかの家庭内の不和・トラブルがあった。
さやちゃんが、「療育」に通い、「多動」であったということで、「過敏」性があった可能性がありました。
そのアンテナが、夫婦の関係を感じ取っていたということも現実味があります。子の消息不明により、母親の心情から出た言葉が、「叱ったりしないから」という言葉だったのが、さやちゃんが家を出る前の家庭環境を表しているかのようにも聞こえました。
④ さやちゃんの潜在意識
お母さんの目からちょっと離れて、「うわーうれしい、どんなスピードでも走れる」という喜びと暴走、タガが外れるみたいな状態。
さやちゃんの「多動」を顕著に表していました。
⑤ さやちゃんの障害
離れて暮らしていたお姉さん、ずいぶん年も離れている、さやちゃんにとってはお母さんが二人いるような感じだったのかもしれない。口うるさいお母さんが二人。ただでさえ活発な子だったから、それを束縛されるというのが窮屈だった。
①の占いで母親の束縛が暗示されたことが、長女となる姉の気質にも遺伝していることを表しているかのようでした。
しっかり者の姉も、さやちゃんを見る目は、母親同様の管理体制的な感じで、さやちゃんにとっては、一家の女性陣に対しては、窮屈な思いの方が強かったのかもしれません。
⑥ さやちゃんの状況
優しいお父さん。お姉さんとお母さんはさやちゃんに対して、こまごまと制約をかけてうるさかったけど、お父さんは割と自由にさせてくれて、愛情深くて、大好きだった。お父さんはとてもかわいがってた。二人はとてもいい関係だった。
全くメディアに出てくることがない父親が、さやちゃんにとっては理解者だったのかもしれません。
⑦ さやちゃんを取り巻く周囲の状況
さやちゃん自体も、家族の状況も、通ってた学校も楽しかった。友達もいたし、何ら不満はなかった。
彼女の中には希望しかなかった。毎日が楽しいし、学校も楽しい、友達もいる、何かの不満をもって家出したということは0に近い。
日々の生活に関しては、何も不満はなかったようでした。
⑧ さやちゃんの不安と願望
厳しいお母さんの目を盗んで、思いっきり遊びたい、思いっきり行きたいところに行きたい、好きな公園に行きたい。
(後ろにある野営のテント=)「安心した場所」から自分の自由を得たさやちゃんが、表向きはお母さんの言うことを聞いてるふりをしているけど、体は遊びの方に行きたくてしょうがない。自分の好きに遊びたい。あっちにも行きたいし、こっちにも行きたい。すごく自分を抑えていた。今回のようなことがあまりなかったのではないか。「お母さんが目を離す」ということ、「先に行ってていいよ」ということが、今までなくて、すごいチャンスを得たと思った。
躾に厳しいお母さんの言いつけを表面上は守り、気持ちは他のことに向いていたことが、約束していた「こぶし公園」にいなかった事実が表していることなのかもしれません。
「先に行かせるということ」がめったにないこと、このことが事実であれば、「多動」のさやちゃんが、行き急いでキックスケーターで「木2号公園」まで行ってしまうということもあるかもしれません。
※ 第3回目の占いでもこのカードが現れました。さやちゃんが「逃避」を思い描いていたことが決定的となりました。
⑨ さやちゃんの未来
このカードの意味することは、その時点でははっきりしませんでしたが、「見つけてもらう」ことが、さやちゃんの「願望」だったのかもしれません。
⑩ 最終結果
一時は悲しみの状況だった。雨が降っていて、寂しい思いをしていた。そういう時間帯があった。でもそこからの復活。先ほどの未来のカードが「満足」を示している。
彼女は一瞬の自由を得て、興奮してしまった彼女が土手に向かった。お姉さんの存在が大きかった。お姉さんは二人目のお母さん。節制がきかなくなった。裸足になったさやちゃん。草むらの水辺で足を浸している。
なんら生活に不満はなかったけど家庭内のピリピリみたいのは感じていたし、だからこそ抑圧が強かった、その抑圧が弾けた。さやちゃんが興奮して一人で行ってしまった。
しかしながら、最終的に雨の中で少し寂しい思いをしていたのではないか。雨を感じる。もうちょっと早く川岸の捜索ができたらと感じる。
第3者の関与はなかったのではないかと思う。
生死に関する言及は、報道の進捗を見て発表したいと思う。