リュディガー舐めプを後悔「ついやっちまった」カタールW杯対浅野拓磨

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サッカーワールドカップ・カタール大会の、ドイツ対日本戦で見せた、ドイツ代表DFリュディガー選手の舐めたプレー(舐めプ)が物議を醸しています。

圧倒的に優位だったドイツ代表の、敗戦への分岐点ともなったリュディガー選手のプレーを振り返り、試合終了後の様々な意見について探っていきたいと思います。

 

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リュディガー舐めプ「リードしていた慢心」後半18分の奇妙なステップ

サッカーW杯・カタール大会、ドイツ対日本戦で、後半18分ごろ起きた、ドイツ代表DF・リュディガー選手と、日本代表FW・浅野拓磨選手のマッチアップで、「え?」と思うプレーが話題となりました。

浅野選手は、50m5秒9の瞬足を誇りますが、リュディガー選手もそのスピードに負けない走りで、ピッチの外に流れていくボールを、追いかけっこのような形で追い合いました。

リュディガー選手の足の動きは、コマ送りにしても、1秒間の中で、左右の足を大股で上げ下げするほどの、素早いものでした。

しかし、このリュディガー選手の行為は、1-0でリードしているドイツチームの余裕を象徴するような、 “ふざけた”プレーに映りました。

 

 

先制点となるPKを決めた、ドイツ代表MF・ギュンドアン選手は、敗戦後、以下のようにコメントしていることが報じられました。

(出典:Getty Images より)

「僕たちはほとんどの部分で試合を支配した」としながらも、「信じられないほどのチャンスがあったが、2点目を奪えなかった」と、決定力を欠いたことに言及。「それぞれのポジションで悪いプレーをしているわけではないが、信念が欠けていた。ボールを持って、動いて、パスを出す。誰もがボールを欲しがっているわけではないという感じだった」と、チーム全体が上手く機能していたわけではなかったと振り返った。

出典:超WORLDサッカー! より

ギュンドアン選手は、後半22分に交代します。その交代後、後半30分に、同点ゴールを奪われてしまいました。

交代選手に後を託したギュンドアン選手も、まさか逆転されるとは思っていなかったことでしょう。

そうしたショックから、敗戦後「信念の欠如」を問題とした中に、自身の交代間際にリュディガー選手が見せた、余裕のプレー(舐めプ)も頭にあったのかもしれません。

 

敗戦の引き金ともなったリュディガー選手の “舐めプ”はこちらです。

 

 

リュディガー面白い「クラブでも日常茶飯事」根っからの明るい性格

世界の大舞台であるサッカーW杯で、わざと浅野拓磨選手をからかうようなプレーをしたリュディガー選手ですが、実はクラブチーム時代から、あのような走り方をすることがわかりました。

リュディガーの舐めプランニング(1年ぶり2回目)

2022年5月20日まで所属していたチェルシーで、今回同様の走り方をしている選手だったことが、ファンの間では周知の事実だったようです。

 

さらにリュディガー選手を掘り下げていくと、もともと面白い性格の選手であることがわかりました。

 

ピッチの外では、かなりひょうきん者であることがわかりますし、質の高いプレーを兼ね揃え、感情をむき出しにする熱いプレイヤーでもあることがわかります。

自らの調子を表すかのように、後方でのボールキープの際、大股走りを見せることが、リュディガー選手のパフォーマンスでもあったようです。

 

 

リュディガー炎上「ふざけるな」堂安律も吠えたか

ドイツ代表の敗戦後、リュディガー選手に向けて、多くの意見が飛び交いました。

同点ゴールを決めた日本代表MF・堂安律選手が、試合終了後、リュディガー選手に対して、何かを言っているように見える写真が話題になっていました。

堂安、浅野を煽ったリュディガーに絶対なんか悪いこと言ってて草

 

堂安律選手は、今回のW杯出場にあたり、以下のように意気込みを語っていました。

2019年1月のアジアカップ以来、約3年10カ月ぶりに決めた代表通算4点目を冷静に振り返るとともに、語気をやや強めながら胸中に抱いてきた思いを明かしている。
「流れがちょっとずつ日本に来ているなかで、僕がヒーローになると思ってピッチに立ちましたし、そのためのイメージトレーニングをこの4、5日間ずっとホテルでしていました。ヨーロッパ勢がアジアをなめているところがあったし、僕が所属するフライブルクでも『ドイツ、余裕だね』などと言われていたので、ふざけるなと思っていました」

出典:RON SPO より

堂安選手は、ドイツで経験を積むにあたって、アジアが欧州になめられていることに対抗心を燃やし、ドイツ優勢の風潮に、「ふざけるな」という気持ちを持っていたことを明かしていました。

浅野選手と同じ、後半から交代出場した堂安選手が目にした、リュディガー選手の “舐めプ”に、まさに「ふざけるな」と言い返した光景のように見えます。

 

ABEMA放送で、初解説を担当した元日本代表・本田圭佑さんは、「今のは性格悪い。馬鹿にしたような走り方」と、リュディガー選手のプレーを批判しました。

🔥🇯🇵本田圭佑の解説 (後半版)

『チン○ンにされてんすよねぇ』
『ほらほら、こいつ邪魔してるやん』
『ズーレが穴なのよ?分かる?』
『うざいなぁ!今のターン』
『ピンチは仕方ない。入らんかったらいい』
『今のは性格悪い。馬鹿にしたような走り方』(リュディガーのハッスル走りについて)

海外選手の情報に精通している本田圭佑さんも、リュディガー選手のプレーは、真剣勝負の中では、挑発行為として映ったようでした。

 

 

地元ドイツ紙『Bild』も、リュディガー選手のプレーに皮肉を呈していたことが報じられました。

日本代表は現地時間11月23日、カタール・ワールドカップ(W杯)の初戦でドイツ代表と対戦。2-1の逆転勝利で大金星を飾った。一方、試合中にドイツ代表DFアントニオ・リュディガーが見せた“奇妙なステップ”に母国の大手メディアも「からかっているのか?」と疑問を投げかけている。

― 中略 ―

一方、世界で話題を呼んでいるのが、後半途中にあったリュディガーの振る舞いだ。日本の縦パスに走り込んだ浅野に対し、リュディガーが余裕を持って制した際に、両足を高く上げて奇妙なステップを披露していた。守備対応をしたあとも浅野に向けて笑顔を見せているようにも映っていた。

このシーンを受け、ドイツ大手紙「BILD」は「リュディガーは対戦相手をからかったのか?」と見出しを打ち、「勝利を目前にしたリュディガーは、多くの笑いを起こそうとした」と言及。また、「リュディガーは浅野の方を見続け、ニヤニヤせずにはいられなかったようだ…」と説明している。  

同紙は、浅野自身をからかう意図はなく、残り時間で日本のチームを苛立たせる目論見があったのではないかと戦略的な狙いのあったジェスチャーと推測していたが、「それでも最後に笑ったのは日本…」と自虐的に締め括っていた。

出典:FOOTBALL ZONE より

リュディガー選手に理解があると思われる地元ドイツでも、まさかの敗戦により、リュディガー選手の不用意な “舐めプ”に、どういった狙いだったのか情報が錯綜しているようでした。

 

ドイツ代表のレジェンドであるディートマー・ハマン氏も苦言を呈しました。

「リュディガーは足を上げてドヤ顔したんだ。相手を軽んじてはいけない。必ずいつか返ってくる」

「全くもってプロではなかったと思う。常軌を逸していたとよ。傲慢だ。彼は笑っていたが、今笑っているのは1つのチーム(日本)だけだ」

「ゲームの精神は、相手を尊敬することだ。それを彼はしなかった。説明も言い訳もできないよ」

出典:超WORLDサッカー! より

母国の先輩からも、キツイお叱りを受けていました。

 

リバプールやマンチェスター・シティでもプレーしたレジェンド、ディートマー・ハマン氏も、リュディガー選手の傲慢プレーに憤慨しているようでした。

「相手を見くびる行動はあってはならない精神だ。今夜は誰もが笑っているように見えた。リュディガーだけじゃない。プロ意識に欠けているし、それでいて傲慢だ」

出典:THE DIGEST より

世界的に見ても、ワールドカップという神聖な場で、披露するプレーではなかったことがハッキリします。

 

 

何が起こるか分からないワールドカップで、日本の劇的勝利が注目される中、リュディガー選手の “舐めプ”も、予測不能の行為の一つでした。

残り2試合がどのように傾くか全くわかりませんが、ドイツ代表のグループリーグ敗退の可能性が生まれたことは事実です。

リュディガー選手の “舐めプ”は、「ついやっちまった」では済まされない、ドイツ代表の保身にも影響し始めています。

 

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