10月12日、札幌市東区で、瀬川結菜さんの遺体を遺棄した疑いで逮捕されていた小野勇容疑者が送検されました。
この記事では、ネット社会に生き、うつ病と闘いながら生きていた、小野勇容疑者の表の顔と裏の顔について調査したことをお伝えしていきます。
小野勇の表の顔「食と音楽に拠り所求める」どさんこ嗜好
日本医療大学に通う瀬川結菜さんを、自宅アパートで殺害したとされている小野勇容疑者は、現実社会とネット社会を行き来するような人物像が、徐々に明るみになってきています。
小野勇容疑者が「表」の顔として繕っていた姿は、「料理」や「音楽」を趣味とする、自由自適に生きるイケてるオヤジ像でした。
ここでは、「料理」「音楽愛」「美意識」「趣味」についてまとめていきます。
小野勇の料理「カロリー高めなガッツリ系」ジンギスカンと海産物
小野勇容疑者は、「食」に満足を求める傾向がありました。
小野勇容疑者は、 “自炊男子” を名乗っており、料理の嗜好は「肉」好き。
その他に、北海道出身だとわかるほどの海産物好きが窺えました。

もちろん日本製

空焼きやら油慣らしやらメンテに手間はかかるけど、やっぱ美味しい料理作りたいし、一生モノだしね!
まだ使い始めだけど、油も馴染んできてなかなか(๑•̀ㅂ•́)و✧


(*´ー`*)
現在53歳という年齢ですから、長い時間北海道に慣れ親しんできた嗜好の持ち主であることがにじみ出ています。

風の谷のナウシカ「王蟲(オーム)ライス」(笑)
アニメのごはんを模したりして、自分なりに楽しんでいる様子がありました。
そして、海産物好きが窺えるどんぶりの画像がありました。
次に、イクラがたっぷり乗ったサーモン丼です。
“親子丼” と呼んでいます。
最後に、イクラがたっぷり乗った、マグロ・サーモンの3色丼です。
イクラが別盛になっています。
53歳の体にはプリン体が過剰気味の、ぜいたくな食事ぶりが窺えました。
小野勇の音楽愛「練習の時すごく集中できる」アコギとファンクラブ
小野勇容疑者の趣味の中には、アコースティックギターを購入するほどの音楽愛が誇張されていました。
リペアの技術ばかりが上達してくけど上手くなりたいなぁ(´・ω・`)
Takamine ELITE TW14
1973年製
もちろん日本製

ピックアップはスカイソニックT903
アコギを単なるインテリアにすることなく、ちゃんと練習している姿もありました。

Aなんか指太いから3本じゃ厳しいから1本で押さえてると言ったら驚かれた(笑)
2015年7月6日から、アコギの練習をイチから始めたようでした。
DEPAPEPEのCDイイね!\(^o^)/
このように、音楽への関心を元にして、アーティストのファンたちとつながることが、心の拠り所としてあった様子が窺えます。

変顔をして写っています。
同趣味のコミュニティに収まることで、心が落ち着く部分があったのでしょう。

こちらは、男女が入り混じったかなりの大所帯となっています。

同じ趣味を持ち、同じアーティストを応援することが、小野勇容疑者の表向きとしては居心地が良かったのでしょう。
小野勇の美意識「心と手指はオネエ系」爪がキレイ
ギター練習のコードのメモのかたわらにのぞく、小野勇容疑者の爪が、光沢があって、とても53歳のオッサンの爪とは思えないくらいキレイです。
ストロークとアルペジオを交えての練習。
Cメジャースケールのカノン進行。
爪を伸ばした時期もあったようですが、その時も指の光沢が際立っていました。
このように、小野勇容疑者は、年齢に見合わないギャップのある美意識に持ち主であることもわかりました。
小野勇の趣味「寂しさ紛らわす相棒たち」ゆるキャラ好き
53歳の小野勇容疑者は、かわいいものを愛でることで、癒しを求めていた部分がありました。
「ヨッシースタンプ」が増えていっていると言っています。

ギターしてるの知ってるからこのリアクション(^-^)
買い物をして、直接「アックマ」から商品を受け取る小野勇容疑者は、ほくそ笑みながら受け取っていました。
部屋には「ふなっしー」のグッズが飾られていました。

ギターのネック反る(^◇^;)
「スヌーピー」は、小野勇容疑者にとってお気に入りのようでした。

僕はミートナポリタン、彼女は白いミートソー。
また食べたい(笑)
白いノーマルカラーのスヌーピーは彼女の部屋に嫁ぎました(笑)
カフェオレカラーのスヌーピーは僕の部屋に(

この色ならヤニ付いてもわからないよね(笑)
けっこうデカい(;^_^A
北海道のゆるキャラ「ジンギスカンのジンくん」も気に入っているようでした。


ジンくん、ギスくん、カンくんとも触れ合えたし、美味しいジンギスカンも食べられたし大満足!
♪( ´▽`)
以上のことから、小野勇容疑者は、表向き、「料理」「音楽」「美容」「ゆるキャラ」などから、心の安定として生活に取り入れていた姿が見えました。
これらはあくまで、「表向き」としての小野勇でした。
小野勇の裏の顔「生きる価値も意味ない」withうつで存在意義探し
こうした、いかにも健全さをアピールする小野勇容疑者は、心と身体の闇を隠すように、ネット社会でそれらの不調や不満を訴え続ける日々でした。
自宅にいる時の小野勇容疑者は、うつ病と隣り合わせの毎日を過ごしていました。
小野勇と鬱との日々「頭の中は希死念慮」弾薬大量投入
オムライスに「うつ」とケチャップで書くほど病んでいました。
薬の量もハンパありませんでした。
イフェクサーSRが倍になった
精神異常者にまっしぐら
薬漬けやな
#メンクリ #通院 #薬漬け #精神疾患 #うつ病 #札幌

【残弾確認】最新版
レクサプロ 23st
デュロキせチン 2st
トリンテリックス 1st
レボトミン 25st
フルニトラゼパム 2st
ロラゼパム 38st
クアゼパム 7st
ロキソプロフェン 22st
こうした大量の精神安定剤がなければ、小野勇容疑者が生きていられないような様子が窺えました。
すっかり壊れてしまったなぁ
安定剤もたくさん処方してもらって助かってますわ
もう自分が健常者ではないのを痛感する
(´・ω・`)
#うつ病 #希死念慮 #天涯孤独 #北海道
表向きでは繕っていた社交性なりが、心の裏側では全く満たされずにいる様子が綴られていました。
1億人の人がいるのに僕が寄り添える人がいないのは何故だろう?
この世にはいないって事か??
#うつ病 #天涯孤独 #北海道
しまいには、世の中との接点を断とうという、「存在意義」に迷う思いを綴っていました。
夏も終わり
何もしなかった夏
テニスもしてないし海にも行ってないし花火もしてない
友達のネコちゃんにも1年近く会えてない
社会から隔離されてる感
SNSもやめて世の中との繋がりも断とうかと思案中
いなくなっても誰も気づかないしね
小野勇容疑者の裏アカ「#死にたい人繋がりたいで仲間探し」連続殺人鬼
小野勇容疑者の裏の姿は、自殺願望者の希望を叶える、嘱託殺人請負人でした。
(出典:文春オンライン より)
「『#死にたい人と繋がりたい』というハッシュタグで検索していたら、小野さん(小野勇容疑者)のツイートを偶然発見しました。リプを送ると、すぐにダイレクトメッセージで連絡がきました。小野さんは『睡眠薬で深く眠ってもらってから首の後ろの急所を刺して殺したことがあります。捕まりたくないから遺体は処理しましたよ』と言っていました。2019年にも本州から来た2人の女性の自殺をお手伝いしたことがあるとも話していましたね。遺体は解体した後に薬品で溶かし、残った骨は粉々にして埋めたそうです。男性は処理が大変だからか選ばないといっていましたが、わざわざ好みの女性を選んでいる印象でした」(小野容疑者の知人女性Aさん)
北海道札幌市で起きた女子大生死体遺棄事件。文春オンラインは小野勇容疑者(53)に“嘱託殺人”の依頼を現在進行形で検討していたという、札幌市在住の30代女性Aさんに接触した。その内容からは、この事件をきっかけに“大量殺人事件”が明らかになる可能性があることがわかった――。



「時期は夏は死体が腐乱し、冬は地面が凍って固くなるから、秋が良い」
「自分も自殺を手伝ってもらいたくて、小野さんに連絡をとり、“手順”について詳しくうかがいました。小野さんは元傭兵だからか、『人をわりと平気で殺せる人なんかなかなかいないですよ』『ただ役に立ちたいだけ』と話していましたね。『小柄でスリムな人なら楽ですね(笑)』とも言っていました。
荷物はなるべくもってこない状態で来るように伝えられました。合流してからは位置情報をオフ、ツイッターアカウントも消してもらうと言っていました。住居の解約や荷物の処理もしてもらったうえで、行方不明届が出ない状況を整えてから、移動費と薬品代分のわずか5万円で請け負うと話していました。時期としては、夏は死体が腐敗し冬は地面が凍って固くなるため、秋が良いと話していました。こうした方法で3年前にも精神疾患を持つ女性2人の自殺を手伝ったそうです」

薬品で髪の毛や臓器を溶かして、骨は細かく砕いて発酵促進剤と一緒に埋める
さらに、遺体の痕跡を残さないための“処理”については、徹底したこだわりもあったのだという。 「遺体は血抜きをしてから自宅浴室で解体し、薬品で髪の毛や臓器は溶かして、3日ぐらいで処理するそうです。骨は細かく砕いて、バラバラにしてから土に分解されやすいように発酵促進剤と一緒に埋めると言っていました。本人も『警察に捕まりたくない』といっていたので、バレないように徹底していたようです。
小野勇容疑者の自宅には、遺体を処理する道具や設備があったことがわかります。
警察にバレないような証拠隠しも徹底されていたとされています。
この報道の暴露によって、少なくとも2人の女性が、小野勇容疑者の手によって惨殺されたことになり、瀬川結菜さんで3人目となることがわかります。
ニュースでは、SNSでつながったことは報じられていますが、依然として接点の解明には至っていません。
どんなに、気を紛らわせようとしても、小野勇容疑者の心の中は、歪んだ価値感によって正しい道には戻れませんでした。
人の命を奪うことが自分の使命と考えていたとすれば、単なる思い違いの甚だしさとしか言いようがありません。