9月25日、さいたまスーパーアリーナで開催された「超RIZIN」で、メイウェザー選手への花束贈呈で、ごぼうの党党首 奥野卓志氏が花束を投げ捨てる騒動を起こして話題となっています。
この記事では、ツイッター上で広まりつつある、ごぼうの党奥野代表が在日韓国人なのかという話題に触れ、その話題に登場する「Okta」という海外在住コリアン経済・貿易団体について調査していきたいと思います。
ごぼうの党奥野の登壇理由「朝倉海もゲンナリ」メイウェザー戦花束落とし
ごぼうの党奥野が在日説「真の成功や幸せをコリアンに享受」RIZIN売名行為疑惑
ごぼうの党奥野氏の騒動を受けて、ツイッターでは、奥野卓志氏が在日韓国人なのではないかという噂が浮上していました。
活動してるだけなのね
全部まるっと納得
視聴者の頭の中には、「なぜ、奥野卓志氏が花束を投げ捨てるような蛮行をとったのか」という疑問が巻き起こりましたが、この疑問に対して、奥野卓志氏は日本人ではなく、在日韓国人であったので、日本人のメンタルではなかったという説が浮上しました。
と
要するに「日本の恥」でも何でもない
朝倉未来もメイウェザーも被害者
す
花束投げ捨ての権利はオークションで420万!政治団体代表が金で買った暴
挙で世界から注目(バトル・ニュース)
この「説」の根拠となる資料が、こちらのポスターでした。
こちらは、2017年7月8日から9日に渡って開催された、「第12回 OKTA大阪 次世代貿易スクール」というビジネスセミナーに関する広告です。
このイベントの講師に、奥野卓志氏が参加していました。
そして、このイベントの主催となっていたのが「Okta 大阪支会」という団体で、後援がズラッと韓国関連の団体となっていました。
後援 ・大韓民国産業通商資源部 ・駐大阪大韓民国総領事館 ・大韓貿易投資振興公社 ・在日本大韓民国民団大阪府地方本部 ・大阪韓国商工会議所 ・在日本関西韓国人連合会 ・韓国大阪青年会議所 ・近畿産業信用組合 ・株式会社SBJ銀行 ・韓国農水産食品流通公社
当日のスケジュールでは、奥野卓志氏が16:30~18:00まで、「真の成功・幸せとは」というタイトルで講義をしたようです。
この「Okta」という団体のことを調査してみると、海外在住コリアンを中心とする経済・貿易団体で、海外に居住するコリアン経済人の国際ネットワークを構築する目的で1981年に発足した経済団体であることがわかりました。
(出典:Okta 大阪 facebook より)
海外在住コリアンを中心とする経済・貿易団体です。
この海外に居住するコリアン経済人の国際ネットワークを構築する目的で1981年に発足した経済団体
ごぼうの党奥野が講師「本部は大韓民国の経済発展のため」Oktaビジネスセミナー
2017年7月8日に奥野卓志氏が講師を務めた、「第12回 OKTA大阪 次世代貿易スクール」の様子が残されていました。
会場は、「ホテルアウィーナ大阪」の “信貴の間” だったようです。
会場となった式場の中には、日本国国旗と大韓民国国旗が掲げられています。
そのビジネスセミナーの第4講義に奥野卓志氏が登壇していたようです。
その後の懇親会にも出席して、親交を深めていた様子もありました。
お酒も用意されていて、非常に和やかな懇親会となったようです。
このような、日本でも活動を積極的に行っている「Okta」という団体の母体が一体どのようなものなのか気になります。
Okta本部は韓国ソウル「世界で愛国活動」
こちらは大阪支部のOktaのセミナーでしたが、この母体となる韓国の「Okta」についても調査してみました。
以下が、ソウルに本部がある「Okta」のホームページトップ画面です。
ハングルになっていて全く意味がわからないので、日本語翻訳を使用して、このサイトの中を見ていきたいと思います。※誤訳が紛れています。
すると、「会長挨拶」というページが目に留まりました。
(出典:Okta ホームページ より)
会長挨拶
こんにちは
世界韓人貿易協会(World-OKTA)21代の会長チャン・ヨンシクです。
ワールドオクタのホームページ訪問を心から歓迎します。
尊敬するワールドオクタ会員の皆さん!世界韓人貿易協会(以下ワールドオクタ)は、1981年に母国の経済発展と貿易増進及び海外市場進出に寄与し、汎世界的な韓民族経済共同体を実現するために世界韓人経済人が結成した団体です。
創立当時、16カ国101人の会員で始まったワールドオクタは、40年間着実に成長し、64カ国138ヶ支会、7,000人余りの正会員と25,000人余りの次世代会員を保有している750万在外同胞最大経済団体に成長しました。大韓民国の経済跳躍と歴史を共にしてきたワールドオクタは、今や世界中の大韓民国経済領域の拡張はもちろん、母国中小企業の世界市場進出にも心強い仲間として位置づけられています。
また、大韓民国の未来経済主役を育成するため、世界各地で次世代のネットワークと韓民族アイデンティティの確立はもちろん、母国のイメージを高めることに誰よりも大きな貢献をしてきたことに自負しています。今後もワールドオクタ会員は大韓民国の経済発展のための愛国活動を着実にしていきます。
そしてワールドオクタ第21代執行部は、過去40年の歴史の誇らしい正統を受け継ぎ、「コミュニケーションで和合し、革新で成長」する眩しい跳躍を遂げていくために最善の努力を尽くします。
世界中の見知らぬ異国土地を開拓し、豊富な経験を持っている元老会員と次世代が共にワールドオクタ未来発展委員会を作り、協会の未来を悩み、新たな40年のビジョンを提示します。
また、世界中の韓国人経済人ネットワークの活性化を実現するため、ワールドオクタAPPを活用した「会員コミュニケーション掲示板」と本部事務局「大陸別職員担当制」を企画し、会員のコミュニケーションと団結を創出していく計画です。
これをもとに、ワールドオクタ輸出友達結び支援事業、海外知事化事業、輸出バウチャー事業、輸出芽芽企業支援事業、GBCマーケティング事業など、国内企業と海外のあちこちに布陣している会員を連結させて輸出を支援する一方、ワールドオクタだけの「オンラインビジネスプラットフォーム」を構築し、革新と成長を遂げていきます。
この他にも、ワールドオクタは次世代未来経済人養成のため、過去19年間、海外次世代青年人材を対象に「次世代貿易スクール」を開催し、貿易人材2万5千人余りを養成してきました。今年からは実質的な創業及び就業、グローバル雇用創出を強化し、「グローバルマーケタースクール」を新設してビジネス専門教育を実行していき、国内・外優秀な青年たちの創業と未来のグローバル人材育成に先駆けていきます。
支会が活性化するとワールドオクタが発展し、大韓民国の経済が成長します。支会活性化のためにも努力を惜しまない。私たちの企業製品と青年たちが世界市場に出て行くその道に、私たちの誇らしい海外韓人経済人ネットワークであるワールドオクタがいつも一緒にできるようにします。
コミュニケーションで和合し、革新で成長するワールドオクタの未来40年のためにみんなで新出発をしましょう。ワールドオクタ家族の皆様の積極的な参加と協力をお願いします。
ありがとうございます。