香川照之桐貴清羽と接点「19歳の頃に接客、飲酒強要あったか?」性加害報道

kagawa teruyuki

 

2022年8月24日、『デイリー新潮』が報じた香川照之の銀座クラブ ホステス女性への “性加害” 報道が激化しています。

香川照之本人がホステス女性への加害の事実を認め、謝罪する姿が9月2日放送『THE TIME,』でも生放送されました。

 

この記事では、香川照之が元舞妓で、2022年6月に “性加害” 体験を告発した桐貴清羽(きりたかきよは)との接点について、また香川照之の地位や権力を悪用した周囲への接し方について追っていきたいと思います。

 

香川照之が謝罪「性加害・女性蔑視の問題は?」女性ホステスへの行為は事実

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香川照之桐貴清羽の接客に「見初めて足を運んだ」

2022年8月31日、『週刊文春』電子版より香川照之が、元舞妓の桐貴清羽さんと接点があったことを報じました。

 

syuukan bunsyun(出典:『週刊文春 電子版』より)

香川は、今年6月に性被害を告発した、あの女性とも銀座で会っていた。

「舞妓時代の飲酒強要やセクハラ被害を訴えた桐貴清羽(きりたかきよは)さんです。彼女は京都を去った後、18年2月から銀座のクラブで働き始めました。当時は未成年でしたが、香川さんは桐貴さんを見初め、店に足を運んだ」(前出・梨園関係者)

 桐貴さんに聞くと、「接客したのは事実です」と語る。

――当時は未成年だった?

「お酒を飲んでいたかはさておき、19歳とかでした」

――お店以外での関係は?

「それは言えないです(笑)。でも、恋愛ではないですよ。楽屋に挨拶に行って、会えば話すくらいの関係でした」

 

2018年2月から、桐貴清羽(きりたかきよは)さんは、銀座のクラブで働き始めたと言います。

桐貴さんは、16歳の頃、京都の先斗町で舞妓の見習いとして住み込みをした際、飲酒強要やセクハラ被害などの「性加害」を受け、その後告発された方です。

kiritaka kiyoha(出典:FRIDAY デジタル より)

舞妓を辞め、京都を離れた後、19歳の頃銀座のクラブで働いていたそうです。

当時香川照之は、元CAの妻と別れ(2016年12月)た後でしたが、役者としての活動が絶頂期を迎えていた頃で、よく銀座のクラブへ足を運んでいました。そして、その流れで、桐貴清羽さんと出会い、接点ができたようです。桐貴さんに接客を受けた香川は、当時未成年だった桐貴さんのことを見初めて、その後も桐貴さんの店に足を運んだようでした。

 

当時の話を桐貴さんは、「接客したのは事実です」と語っています。

そして当時の年齢について問うと、「お酒を飲んでいたかはさておき、19歳とかでした」と話しています。

お店以外での関係については、「それは言えないです(笑)。でも、恋愛ではないですよ。楽屋に挨拶に行って、会えば話すくらいの関係でした」と語っています。

 

香川照之が銀座のクラブでどのような行動を起こしていたかについては、様々な証言があります。

【2019年 元ホステス証言】

kagawa teruyuki(出典:『週刊文春 電子版』より)

歌舞伎の贔屓筋と来るほか、リリー・フランキーさんら芸能界の友達と来たことも。あだ名は「てるちゃん」。シャンパンをバンバン開けるわけではなく、キープボトルを淡々と飲む。「女形はこうすれば綺麗に見える」と芸事の話もします。

だが酔っぱらうとやはり態度が変わるようで、

体を触ってくることもある。寂しがり屋で、女性が「好き」と言うと、「本当に僕のこと好きなの?」と試してきたりもする。

 

【日時不明 テレビ関係者証言】

連れて行くメンツは暁星高校時代の友人や、広告代理店関係者や歌舞伎役者仲間など、さまざまだと聞いています。

私のときは、2軒めですっかりご機嫌になった香川さんが「銀座に行こう!」と言い出して、その場でお店のママに携帯で連絡していました。

到着すると、店の前にホステスが総出で出迎えているんです。香川さんは常連らしく、何も言わなくても個室に通されました。ホステスたちもボクシングや昆虫の話など、香川さんが大好きな話題を振るんですよ。

馴染みの店で心地よく飲み続け、上機嫌になったのか、香川はそこで驚くべき行動を取ったという。

昆虫の話題を振られた香川さんは、意気揚々とカマキリのモノマネを披露。さらに勢いは止まらず、服を脱ぎ始め、最後にはパンツ一丁になって “カマキリポーズ”を取っていましたよ。

いつもの得意なネタなのか、そのときホステスたちは驚きもせずに、平然と笑っていましたが、いま考えると異様な光景でしたね……。

 

【日時不明 テレビ局関係者証言】

彼がいると場が盛り上がるからと、いとこの市川猿之助さん(46)は夜中でも香川さんに「出てこないか」と誘いをかけていました。ただ、酒が進むとからみ酒が始まるんです。香川さんが同じことを言い始めるとそろそろ散会しようかという合図になっていました。声が大きくて騒ぐので、ほかの客に迷惑がかかると、銀座の一流店では煙たがる店もあったようです。

 

【日時不明 広告代理店関係者証言】

酔うと声が大きくなり、命令調で暴言を吐きはじめるんです。その様子が『半沢直樹』で香川さんが演じた傲慢な銀行員の大和田常務にそっくりなんですよ。聞いた話では、以前は歌舞伎役者がよく出入りしている老舗のクラブにも通っていたようですが、失禁騒ぎを起こして出禁になったそうです。

 

【日時不明 銀座事情に詳しい関係者証言】

「酔う前はいい人なんだけど、酒が回ると危なっかしくて…」と言うように、酒癖の悪さを指摘する声も多い。

酒が軽く入ってるうちはすごくいい人で、テンション高くて面白くて明るいんだけど、酔っ払うと歯止めがきかなくなる。一度、「ここでそういう飲み方すんなよ!」と怒るほかのテーブル客とモメかけたことがあるらしく、香川が来たらほかのお客から見えない席に通すよう配慮していたそうだ。

 

【日時不明 ある銀座ホステス証言】

「芸能人だからトラブったら怖い。だから香川さんはちょっと面倒臭いんだよね」とグチっていたという。

香川が大好きな昆虫に引っ掛け「夜の蝶を捕まえに来た」と豪語していたという情報もある。

 

【2020年5月 美麗さん(仮名)の訴状】

訴外香川の隣にいた子が席を外したため、その席に原告が移動したところ、突然、訴外香川は、原告の服の中に手を入れ、ブラジャーを剝ぎ取った剥ぎ取られたブラジャーは、被告及び同行の客3名に次々と渡され、全員がその匂いを嗅ぎ、いろいろと卑猥なことを申し述べた
そして、訴外香川は、原告にキスし、服の中に手を入れ、原告の乳房を直になでまわしたり揉んだりして弄(もてあそ)んだ

 

【2019年7月5日 美麗さんと同席していたママへの行動】

kagawa teruyuki(出典:『週刊新潮』より)

 

美麗さんの被害が起きる直前に被害に遭っていたのが、セットした髪を撫で回されてクシャクシャにされたというママ。その際に、勝ち誇ったように片手でママの髪の毛を掴み上げた香川さんが、まるで記念写真に応じるかのように撮られている。

後ろから髪の毛を掴まれて項垂れるように下を向く女性と、笑顔を浮かべるスーツ姿の香川。どうやら抵抗することなく、されるがままの女性がママ。周囲には他のホステスが席につく中で晒されるように、“おもちゃ”のようにぞんざいに扱われた彼女の精神的苦痛は計り知れない。これも立派な“暴力”行為に映る。

 

【日時不明 飲食店関係者証言】
コロナ禍の前までは、よく銀座のクラブや京都の祇園で遊んでいましたよ。大人っぽい女性がタイプで、30代前半の口が固そうな女のコを店外に誘っていました。お店の女のコと付き合ったりもしていて、関係がよくなくなると通う店を変えるともっぱらの噂でした。
会話中、膝に手を置いたり、手を握ったりするスキンシップはよくあると聞いています。「歌舞伎のいい席のチケットをとってあげる。楽屋もおいで」と口説いていたこともあったようです。

 

このように、香川照之が銀座のクラブで起こした飲酒に伴う乱れた行為が明らかになっています。
また、「歌舞伎」の公演に誘うこともあるらしく、その時の誘い文句は「楽屋においで」だったとも言われています。

 

さきほどの桐貴清羽さんが、19歳の頃、香川照之と出会った際にも、「楽屋に挨拶に行って…」と語られているところから、香川照之が桐貴清羽さんを、自身の歌舞伎の公演に誘っていたことがわかります。
桐貴さんは、京都でつらい経験をしてきたばかり。しかも舞妓の世界を目指そうとしていた方です。そうした芸ごとに関する話題で盛り上がり、香川が桐貴さんのことを気に入ることは想像できます。そして、香川にアルコールが入っていくことで、「飲酒強要」や「セクハラ被害」などエスカレートしていった可能性はゼロではありません。
桐貴さんが「お酒を飲んでいたかはさておき」と言葉を濁らせているところからも、取材時の香川のメディア対応を踏まえて、隠した部分であったようです。

 

香川照之は常に金で解決「お金を払えば全て許されるなんて思わないで欲しい」

桐貴清羽さんのツイッターでは、香川照之に関するコメントが投稿されています。

絶対に漏らしてはいけないような仕事関係の話しやらは絶対に漏らさないけど、人権被害や性被害、犯罪においては別の話だとおもう。そんなのまで我慢しろなんてもう奴隷と同じ。そんな事のために知性やらを磨いているわけではない。お金を払えば全て許されるなんて思わないで欲しい。
桐貴清羽さんは、香川照之の「仕事」の話に関しては守秘義務を意識していて、「犯罪」に関することにおいては絶対に隠さないと述べています。
そして、「お金を払えば全て許されるなんて思わないで欲しい」と言及しています。
また、桐貴清羽さんは現場で働くホステスについても言及していて、「 “性被害”にあうために仕事をしているわけじゃない」とも述べています。

ホステスさんも舞妓さんも、性被害にあうために仕事をしているわけじゃない。その人の人間性を見てほしい。知性のある人たちとの会話は、お金に変え難いほど楽しい。そういった人達と会って話して、楽しくお酒を楽しむ場ではなかったか。

 

2022年5月に告訴し、2021年に訴状が取り下げられた美麗さん。訴状の矛先は「クラブのママ」のみで、香川照之は「訴外」となっていました。
おそらくこの時も、香川は「金」で美麗さんの訴えを表にしなかったことが推察されます。

 

ここで、銀座のクラブにはびこる「金」の話を、2ちゃんねる(現5ちゃんねる)開設者のひろゆき氏のコメントと現政治家のガーシー氏のコメントを参照していきます。
【8月27日 ひろゆき氏 YouTubeコメント】

「ある程度性的なものを売ってて、それで金もらってるんでしょう? 辞めたら?」

「ママも止めてないし、お店としても刑事(事件)にもっていってないということは、そういうものを許容する空間だったと思う」

 

【8月29日 ガーシー氏 Instagramの生配信のコメント】

「キャバクラや風俗では高い給与と引き換えにセクハラは起こりえるとし、ひろゆきの言っていることはあながち間違いじゃない」

「香川さんは港区界隈では全部出禁になってる」

「いろんなものを失うかもしれんけど、ここからはストレスなしでやっていける。もうああ言う人やと思われてるから」

 

【8月31日 ひろゆき氏 ツイッターコメント】
「銀座のクラブで、強制わいせつ罪に当たる行為が行われていても誰も通報しない。高い金を払う客がやらかしたとしても黙認するのが “文化”になってる」

「貧乏人でクラブに行くような人は見た事が無いだけです。香川氏が有名だからニュースになるだけで、小金持ちや半グレ金持ちの似たような事例は茶飯事です。金持ちだけが許されるので、一般人が見たこともないし許されないのは当然です」

「ブラック飲食店が減ったように、従業員が減ると職場環境は改善します。キャバクラで働く人が減った方が店が従業員を守るようになります」

 

銀座の高級クラブともなれば、一般人では到底支払うことができない大金がかかることがイメージできます。

そして、このコロナ禍でただでさえ、人流が滞る期間の中、耐え凌いできた飲食店の話も耳にしています。

そうした時代や、銀座のクラブが踏襲している顧客囲みなどの背景で、「大金を落としてくれる太客のことを、ママも黒服も見て見ぬふりをする」という内情もあり、香川照之の悪行に対して、「金」が物を言い、これまでの間表に出ることはなかったことが推察されます。

 

客のセクハラを止めづらい「売り上げのためなら多少は我慢」

今回の香川照之の “性加害” 報道が起こったことで、ホステスの裏事情を語る現場の女性たちが増えています。

 

【某所のクラブに勤める32歳ホステス女性】

実際、気をつけないといけないのは、営業中よりもアフター(営業後に客とホステスが店以外の場所に出かけること)。
アフターでお客さん4人と店の女の子でカラオケのあるバーに行ったんです。店ではおとなしく飲んでいたお客さんなので安全だと思っていました。でも、バーで飲んでいるとお客さんの1人が急に脱ぎだして、私たちにも「脱ぎなよ!」と冗談っぽく言ってきたんです。  
私がやんわりと断ると、脱いだ客が隣に座って私の腰辺りをベタベタと触ってきたんです。怖くなったので「ちょっと飲みすぎたみたい」とトイレに行くフリをしてママに電話をしました。その後、ママは客を煽り、バーで30万円近くの金額を使わせました。ママとバーのオーナーは知り合いだったので結託してマージンをもらったんだと思います。翌日、出勤するとママに「昨日は怖かったでしょう」と言われて普段よりもかなり多めにタクシー代をもらいました。  
ママいわく、昨夜のセクハラ客は出禁にしたそうで2度と見ることはありませんでした。クラブはキャバクラと違い、個人ではなく店で客を抱えていることも多いので、セクハラをされたとしてもホステスが注意できないこともあります。香川さんの件もママがわいせつ行為に走らせる前に注意するなど対処すべきだったと思います。

 

【都内のキャバクラに勤務する22歳女性】

私の勤めるキャバクラでは客に少しでも触られそうになったら、手を上げて黒服を呼びます。すると、飛んできて注意してくれますね。1回や2回の注意ならまだしも、さすがに3回以上続くと強制退店になります。  
ただし、そうなると、大半の客は逆ギレしますね。私も新規の客に何度も胸を触られたことがありますけど、注意してもやめないので店長を呼んで退店するように伝えてもらうと「誰がお前なんか触るか、ブス!」と逆ギレされました。出禁にしたところでスッキリはしないんですよね……。指名してくれているお客さんとなると、店側も注意しづらい。一応、注意はしてくれますがお客さんに「まぁまぁ、これくらいいいじゃん!」と言われると、どうしても強く出られなくなります。なかには、お詫びとしてシャンパンを卸してくれるお客さんもいます。そうなると、セクハラは嫌だけれど、売上のためなら多少は我慢しないといけないのかなと思うこともありますね……。

 

都内のキャバクラに勤務する22歳女性は、セクハラは決して許されるものではなく、お金で解決できる問題ではないと話しています。しかし、売上のためには我慢しないといけない時もあるというのが現実で、常に葛藤やストレスと戦っていると述べています。

 

毎月志願者がそんなに大人数いたら舞妓さん増えすぎてパンクしてるだろうし、キャバクラでもクラブでも18歳からだし、働いてたら酔ったセクハラしていいと思ってる勘違いおじにセクハラされる。水商売だもんね…そうだよね…。

 

「キャバクラでもクラブでも18歳からだし、働いてたら酔った(ら)セクハラしていいと思ってる勘違いおじにセクハラされる。水商売だもんね…そうだよね…。」
香川照之は、都内で出禁になった店が増えてからは、仕事で東京以外に赴く地で大暴れしていたとも言われています。大阪ではかなりひどかったと関係者が語っています。
今回、香川照之の件で告発した美麗さんは氷山の一角なのかもしれません。各地で、香川照之の傲慢さに傷つけられたであろうホステスの方々の精神的苦痛が想像されます。

 

香川照之が謝罪「性加害・女性蔑視の問題は?」女性ホステスへの行為は事実

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