日本生まれの韓国籍女優 玄理(ヒョンリ)とは?濱口竜介監督が信頼を置く演技力

玄理(ヒョンリ)

 

先日、米アカデミー賞
国際長編映画賞を受賞した『ドライブ・マイ・カー』の監督
濱口竜介監督の作品『偶然と想像』の韓国での5月4日公開に向けて

来韓する動きが報道となりました。

 

その『偶然と想像』の出演者に玄理 (ヒョンリ)さんという女優さんがいて、
彼女も来韓することが決まったようです。

 

 

一体、玄理さんとはどのような女優さんなのでしょうか?

気になったので調べてみることにしました。

 

 

『偶然と想像』「魔法(よりもっと不確か)」 つぐみ役

濱口竜介監督『偶然と想像』は
3つの短編映画からなるオムニバス映画で
2021年3月の第71回ベルリン国際映画祭に出品され
銀熊賞 (審査員グランプリ)を受賞しました。

偶然と想像 ポスター  偶然と想像 キャスト
            古川琴音さん         玄理さん              中島歩さん

 

その中の第1話「魔法 (よりもっと不確か)」に出演したのが
古川琴音さん・中島歩さん・玄理 (ヒョンリ)さんでした。

玄理さんは “つぐみ” という役で出演
“つぐみ” はタクシーの中で
友人に自身の恋愛談を打ち明けるという人物なのだそうです。

 

濱口竜介監督曰く

短い時間の中でポイントをつかまなければならないため、とても難しい役でした。
でも、玄理さんは非常に演技の上手な方なので、彼女ならできるだろうと思っていました。

と玄理さんの演技を評価し、信頼していることを口にしたそうです。

 

玄理さん映像 3:47まで

 

玄理さんは見た目が檀れいさんみたいで清楚できれいですね。

玄理さんとは一体どのような女優さんなのか知りたくなります。

 

 

 

玄理 (ヒョンリ) とは?

玄理 (ヒョンリ)

生年月日:1986年12月18日 35歳
出生地:東京都渋谷区
国籍:韓国
身長:168㎝
血液型:B型
最終学歴:青山学院大学法学部

事務所:ヒラタオフィス (2015年~)
特技:韓国舞踊・日本舞踊

 

 

両親は韓国人 東京で生まれる
日本語・韓国語・英語のトリリンガル

母親は大学生の時に
美術を学ぶために日本に来たらしい (40年前くらい)

 

日本のテレビドラマで著名な作品は

フジテレビ『フリーター、家を買う。』(2010年)
NHK『八重の桜』(2013年)
NHK『ミストレス〜女たちの秘密〜』(2019年)
NHK『連続テレビ小説 まんぷく』(2019年)
Netflix『全裸監督』(2019年)
日本テレビ『君と世界が終わる日に』(2021年)

などがあります。

 

 

玄理さんは
アメリカ・イギリス・フランス・ポルトガル・韓国
での映画の経験があるそうで、

国々によって役を作り分ける妙技をお持ちのようです。

 

そんな玄理さん
濱口竜介監督の作品は実は『偶然と想像』で2作目なんだとか。

 

1作目はどのような作品だったのでしょうか?

 

 

玄理 濱口監督の他作品は?

天国はまだ遠い キャスト

『天国はまだ遠い』(2016年) 上映時間38分

17歳で死んだ三月 (みつき)は、それ以来、同級生の雄三にとり憑き、現世に留まっていた。そんなある日、亡くなった姉に捧げるドキュメンタリーを作っているという三月の妹・五月 (さつき)が、雄三のもとを訪れる。生前の姉の関係者に話を聞いて回っているという五月に、雄三は三月のことを話し始めるのだが……。

 

 

岡部尚さんが雄三 小川あんさんが三月
玄理さんは妹の五月を演じました。

 

この『天国はまだ遠い』で
濱口竜介監督と玄理さんが
初めて演技について向き合うことになりました。

 

そんな映画製作の中
玄理さんが濱口竜介監督と触れ合って
感じたことをご自身のウェブコラムに残されています。

監督と仕事するのは短編「天国はまだ遠い」に続いて2本目だが、今なお一番記憶に残っている会話がある。

初めましての時、私たちは下北沢の王将にいた。カフェだった気もするし、なぜか王将だった気もする。
濱口さんが私に「玄理さんはどんな人が好きですか?」と聞いた。
当時の私なりに一生懸命答えて、「監督は?」と聞き返すと餃子ギョーザで膨らんだおなかをまあるくなでながら、
「優しい人ですかね」と言った。その時、周りの音が止まった気がした。

優しい人はもちろん好きだが、みんな好きだろうけど、でもその時まで私は人に対しても自分に対しても「優しさ」というものを一番大事にはしてこなかった気がする。

ずっと誰かと競争していたかもしれない。
小学校受験から始まり、大人になってからはオーディションと、私は人生の大半をずっと競争して生きてきた。単純かよ、と思われそうだが、その時から私は「どんな人が好きか」と聞かれれば「優しい人」と答えるようになった。

今は思うのだ、優しさって、優しい人ってこの世の宝だと。
誰もが心の柔らかい部分を持っているけれど、自分を守るためにあるいは何かと引き換えに、優しさを失っていく。
厳しい毎日の中で優しさをキープしながら生きるというのは、そう簡単ではないだろうから。

年も私より上の男性にこの表現がふさわしいかはわからないのだが、私の中で濱口さんは愛くるしい人だ。
撮影のリハーサル中に、当時配信が始まったリアリティーショー「バチェラーシーズン3」の結末を話したら、
監督は笑い過ぎて文字通り椅子から転げ落ちたりしていた。

この後もしかしたら監督はアカデミー賞を取って名実ともに若き巨匠になるかもしれない。
それでも、私の中で濱口さんは、愛くるしい人なのだ。皆さんの心の片隅に覚えていてもらえたらうれしい。

(出典:OTEKOMACHIより)

 

この2016年の仕事を共にして
2021年の『偶然と想像』につながっていったわけですね。

濱口竜介監督が
玄理さんの演技力を信頼している関係性が垣間見えました。

 

 

玄理 (ヒョンリ) まとめ

玄理さんは東京都渋谷区生まれ
両親は韓国人の韓国国籍を持つ女優さん

 

『ドライブ・マイ・カー』の濱口竜介監督の作品
『偶然と想像』で5月4日公開日の韓国を訪問する予定

玄理さんは韓国でも人気の女優さん

 

日本のヒラタオフィスに所属し
日本の映像作品に多数出演している

 

濱口竜介監督とは『天国はまだ遠い』ですでに
制作を共にしている

 

玄理さんにとって濱口竜介監督はアカデミー賞をとっても
優しさについて教えてくれる “愛くるしい人” と思っている。 

 

玄理さんのことが少し知れたような気がします。

今後の活躍に期待します!