塩谷真一朗法政大学「名門高校に進学した努力家」鹿児島インカレ自転車事故

bycycle accident

 

鹿児島県南大隅町で4日開かれた大学生のロードレース大会「全日本大学対抗選手権自転車競技大会」で、競技中に転倒し意識不明となっていた男子大学生が、4日夜亡くなりました。

亡くなったのは、法政大学1年生、塩谷真一朗さん(19)です。

 

この記事では、亡くなられた塩谷真一朗さんの高校時代の活躍ぶりをお伝えし、どれだけ自転車競技に努力を積み重ねてきたかについて追っていきます。

 

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法政大学1年塩谷信一朗インカレ自転車事故 概要

MBC西日本放送が、事故に関する報道について詳細を伝えています。

 

2022年9月4日午前11時頃、鹿児島県南大隅町などで開かれていた全日本大学対抗選手権(インカレ)自転車競技大会の男子ロードレースで、南大隅町の下り坂で転倒事故が発生。意識不明で緊急搬送されていた法政大1年、塩谷真一朗さん(19)が死亡したことが発表されました。

先行する自転車が転倒後、塩谷さんら後続が次々と巻き込まれました。塩谷さんは頭や胸などを強打し、ドクターヘリで鹿児島市内の医療機関に搬送されていました。他に数人の選手が擦り傷などで搬送され、計13人がリタイアしたレースとなりました。

コースがある大隅半島は4日朝から断続的に雨が降り、路面が濡れていたとされています。

男子ロードレース種目には、およそ160人が参加し、145.2キロで競われ、転倒事故が起きた現場は下り坂のゆるやかなカーブでした。

 

日本学生自転車競技連盟は、「ご冥福を心よりお祈りし、今後、競技運営の安全性向上に務めたい」とコメントしています。 今回のコースは、来年開かれるかごしま国体の自転車競技でも使用される予定で、県は「事故原因を踏まえ、競技運営では安全管理を徹底したい」としています。

「名門高校に進学した努力家」自転車部強豪松山城南高校出身

塩谷真一朗さんは、法政大学に渡る以前は、愛媛県松山市にある、松山学院高等学校(2021年までは「松山城南高等学校」)で、自転車競技部に所属していました。

松山学院高校は、「自転車競技部」の特設サイトがあるくらい、自転車競技部に力を入れている強豪であることがわかりました。

大阪出身の塩谷真一朗さん(後述:泉佐野市中学出身)は、この名門高校にあえて入学し、自転車競技に専念していたことが推察できます。

(出典:松山学院高校 より)

 

「松学ニュース」より、塩谷真一朗さんが自転車競技に情熱を燃やしていた過程を見ていきたいと思います。

 

● 2019年6月2日投稿「県高校総体」

6月1日(土)、瀬戸風バンクで
自転車競技(トラック部門)
の県高校総体が行われ、
松山城南高校自転車競技部は
学校対抗総合優勝
を決めました。

3連覇達成!!!

4㎞チームパーシュート
第1位 松山城南高校

チームスプリント
第2位 松山城南高校

スプリント
第1位   〇〇 〇さん(〇〇中出身)
第3位  塩谷 真一朗さん(泉佐野市立新池中出身)

1㎞タイムトライアル
第1位  ○○ 〇さん(○○中出身)
第3位  ○○ ○○さん(○○中出身)
第6位  ○○ 〇さん(○○中出身)
第7位  塩谷 真一朗さん(泉佐野市立新池中出身)
第8位  〇〇  〇さん(○○中出身)
第9位  〇〇  〇〇さん(〇〇中出身)
第11位 〇〇 〇〇さん(〇〇中出身)
第13位 〇〇 〇〇さん(〇中出身)

第14位 〇〇 〇〇〇さん(〇〇中出身)

(出典:松山学院高校 より)

 

● 2019年6月4日投稿「愛媛県総合体育大会」

6月4日(火)、

愛媛県総合体育大会

の 表彰伝達 が行われました。

自転車競技部  

4㎞チームパーシュート 
第1位 松山城南高校   

チームスプリント 
第2位 松山城南高校   

スプリント
第1位   〇〇 〇さん
(〇〇中出身)

第3位  塩谷 真一朗さん
(泉佐野市立新池中出身)

(出典:松山学院高校 より)

 

● 2019年10月27日投稿「全国ジュニア自転車競技大会」

10月27日(日)、三重県四日市市で行われた
「第15回全国ジュニア自転車競技大会」で
城南高校の選手が大活躍しました!

男子アンダー17
54.0km(9.0Km×6周 )

初優勝
○○ ○○さん(〇〇中出身)

第2位
○○ 〇さん(〇〇中出身)

第5位
○○ ○○さん(〇〇中出身)

第8位
塩谷真一朗さん(新池中出身)

(出典:松山学院高校 より)

 

● 2020年9月28日投稿「広島県サイクルロードレース」

8月23日(日)

広島中央森林公園にて

広島県サイクルロードレース

が行われました。

ジュニアカテゴリー

〇〇 〇〇さん
(〇〇中出身)
ロードレース 優勝

塩谷 真一郎さん
(泉佐野市立新池中出身)
ロードレース 3位

(出典:松山学院高校 より)

 

● 2021年4月12日投稿「九州チャレンジサイクルロードレース」

4月3日(土)、

大分日田市オートポリスにて

九州チャレンジサイクル
ロードレース

が行わわれました!

上位独占で優勝!!

 

【男子】

優勝
〇〇 〇〇さん
(〇〇中学校出身)

準優勝
〇〇 〇〇さん
(〇〇中学校出身)

第3位
〇〇 〇〇さん
(〇〇中学校出身)

第4位
塩谷真一郎さん
(泉佐野市立新池中学校出身)

(出典:松山学院高校 より)

 

● 2021年5月31日投稿「愛媛県高等学校総合体育大会」

令和3年度 5月29日(土)

瀬戸風バンクにて

第75回愛媛県
高等学校総合体育大会

が開催されました。

【スクラッチ】
第1位 ○○ ○○さん(〇〇中学校)
第2位 塩谷 真一朗さん(大阪府泉佐野市立新池中学校)

(出典:松山学院高校 より)

 

● 2021年6月11日投稿「愛媛県高等学校総合体育大会」

6月8日(火)

第75回愛媛県高等学校総合体育大会表彰伝達を行いました。

色々な思いを胸に臨んだ大会でした。今大会で松山学院高等学校の輝かしい

歴史の幕開けに相応しい結果を残してくれました。出場した全ての部活動生の健闘を

讃えたいと思います。皆さん、お疲れ様でした

【スクラッチ】

第1位 ○○ ○○さん(○○学園出身)

第2位 塩谷 真一朗さん(泉佐野市立新池中出身)

(出典:松山学院高校 より)

 

● 2021年6月24日投稿 ①「四国総体」

令和3年度 6月19日(土)~20日(日)

香川県高松競輪場にて

第53回四国
高等学校選手権大会

が開催されました。

【スクラッチ】
第1位 ○○ ○○さん(〇〇中学校)
第2位 塩谷 真一朗さん(大阪府泉佐野市立新池中学校)

(出典:松山学院高校 より)

 

● 2021年6月24日投稿 ②「四国選手権大会」

6月22日(火)
四国選手権大会表彰伝達
を行いました。

素晴らしい活躍をしてくれた選手の皆さんに心から「感動をありがとう」と伝えたいです。

全校生徒・教職員一同、全国大会での更なる活躍を応援しています。

【スクラッチ】
第1位 ○○ ○○さん(〇〇中学校)
第2位 塩谷 真一朗さん(大阪府泉佐野市立新池中学校)

(出典:松山学院高校 より)

 

このように、検索で見つけただけでも、松山学院高校で2019年6月2日から2021年6月22日まで、高1から高2までの間、四国や九州において様々な大会に出場していたことがわかります。第1位という結果には至らずとも、常に入賞する人物だったことがわかります。

高校時代は、常に「自転車」に青春をかけてやってきたことがひしひしと伝わってきます。

 

 

小学生から始めた競技自転車が鹿児島インカレにまでつながった

塩谷真一朗さんは、中学校は大阪府泉佐野市にある、泉佐野市立新池(しんいけ)中学校に通っていました。

homepage(出典:松山学院高等学校 HP より)

 

塩谷真一朗さんの知り合いの方と思われるツイッターの履歴がありました。

この投稿は2016年4月3日、「新学年になって」と記述されているため、塩谷真一朗さんの中学1年生の頃のできごとが載っていることになります。

twitter

新学年になって 今月から中学生クラスに繰り上がり 結果は4位… お疲れさん
「大阪クリテリウム」という、自転車のロードレースに参加したようです。中学生のクラスに出場し、「第4位」だったことが記されています。

 

中1の頃にはロードレースを志している “自転車少年” だったことがわかります。

 

また、さらに塩谷真一朗さんのことを調べていると、小学生の頃に大阪 岸和田にある「サイクルピアBMX」という施設で、競技自転車スポーツをしていたことがわかりました。

2月はイベントだけじゃなく、寒波の襲来など・・・大変でしたね~

まずは、2月アタマ(2日/SUN)のKBUウィンターシリーズ#1。

相変わらず、岸和田キッズの活躍が目立ちましたね~(^.^)

5~8歳クラスでは、〇〇くん(〇〇町)がアクシデントに遭ったにもかかわらず、準優勝!

9~10歳クラスでは、〇〇さん(〇〇町)が男の子を相手に三連勝で堂々の優勝!

11~12歳クラスでは、岸和田をホームコースにしている塩谷真一朗くん(泉佐野市)が、ぶっちぎりの優勝!

2位争いに敗れたものの、3位に入った 〇〇くん(〇〇町)も久しぶりの表彰台。今年の活躍が期待できますね♪

2014年2月の掲載であり、2022年9月時点で塩谷さんは19歳と報じられているので、この頃は小学4年生あたりだったと推察されます。11~12歳のクラスで、「ぶっちぎりの優勝」と称されています。

塩谷真一朗さんの自転車人生の始まりは、ロードレースではなくBMXだったようです。

 

大阪岸和田でBMXレースで自転車に親しみ、中学でロードレースに挑戦し、高校は他県の自転車部 強豪校に進学、そしてさらにロードレースを極めるために法政大学に進学し、今回の鹿児島県で行われたインカレに出場したという経緯が見えました。

 

法政大学でロードレースに励んでいる姿を、応援している方もいたようです。

さっきのスクラッチの様子3 多分最終コーナー。〇〇〇(〇〇大学)と塩谷真一朗(法政大学)とで直線勝負のところ。塩谷が差し切ります。
法政大学自転車部でも活躍していたことが窺えるだけに、今回の鹿児島でのレースが濡れた路面の中での混戦、不慮の落車を招いてしまって大変悔やまれます。

 

自転車競技に、全力で取り組んできた塩谷真一朗さんのご冥福を心からお祈りし、ご遺族、関係者の皆さまに哀悼の意を表します。

 

増田立義免許資格「50歳で短大卒取得したのは幼稚園教諭2種」園長失格

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